推しとお買い物とおいしいものと。

推しとお買い物とおいしいものを記録するブログ

肝が冷えた話。

まったく子供というのは驚くことをする。

前日には母(私)の行ったぺいたん2019<day1> - swan lakeに、私も行きたかった!!来年は連れてって!!と言い、年明けの中野サンプラザ楽しみ〜♪なんて言っていたのに。

ぺいたん2日目の朝には、今日はきっと超ギャルだよーぺいちゃん!なんて言って元気に登校したのに。

 

その数時間後に、まさか学校から、校庭の遊具から落ちたとお迎え要請の電話がかかってくるなんて!

しかも、最初は手を滑らせて落ち、お尻を打ち、そのはずみで頭も打った。保健室で休んでいたけど、疲れてしまったようなので、すみませんが今日はもう迎えに来てあげてください…ということだった。仕方ない、具合が悪くなったら大変だ、と上司に話してすぐ早退させてもらうことにした。

 

ロッカーで着替えていたら、先輩がまた電話来たけどどうする?という。着替え途中なので、折り返すと伝えてもらい、急いで着替え会社を出た。

折り返しの電話をすると、副校長先生が神妙な声を出す。「5分程前に嘔吐したため、救急車を呼びました。搬送先が決まったら連絡するので、すぐ電話に出られるようにしてください」という。

ウソだろ?

慌ててしまい、その時点で意識があるのか確認しそびれた。震える手で夫と母に連絡して、いつでも電話に出られるようにしながら、一度自宅に保険証を取りに行ってから学校に向かうことにした。通り道だから。

無事を祈ることしか出来ない無力さとか、こんなことならぺいたん連れてってあげたらよかったとか思いながら、心の友が沢山いるTwitterで救急搬送時に保険証以外何が必要か聞いてみた。母親歴12年だが、ただの一度もそういったことはなかったのだ。小さなすり傷切り傷以上の怪我もなかった。まじ秒リプってくらいに有益な情報を教えてくれたフォロワーさんには大感謝なんだが、なによりも一緒に無事を願ってくれる人が何人もいるのが心強かった。

 

 

結局、自宅について保険証や医療証、母子手帳にマスクに…と荷物を持って、さあ学校に行こうというところで、搬送先が決まってさっき搬送されたと連絡がきた。

30分くらい経ってるけど、意識はあるんだよね…?大丈夫よね??と思いながら、今来た駅までの道を引き返す。もしやと思ったら案の定、職場から徒歩5分ほどの救急病院に搬送されたんだよ…。

気が動転していたので、車で向かうのは危険だと思い、電車とタクシーで行った。救急外来なんて行ったことなくて、院内で迷いめっちゃ走った。

 

さっき搬送された子どもの保護者です〜〜と受付に行くと、保健室の先生がいた。明るくて楽しいかわいい先生が、半泣きの顔で問診票に記入してくれていた。

状況を説明してもらううちに、意識もあって、血圧や酸素も異常なさそうとのことで、ホッとして涙が出た。いつも元気な次女が、ぐったりして、目も開いてるのがつらい〜という感じでまぶたがトロンと閉じてきたり、何より外傷性と思われる嘔吐をしたことで、ヤバイ!と救急搬送になったのだけど、先生が付き添ってくれたおかげで次女もパニックになりつつも安心したようでよかった。

 

処置室に呼ばれて入ると、ストレッチャーに横たわり、体操服に学校の予備であったみたいなよくわからないダボっとしたズボンを履いていて、ちょっとおかしかった。前のチャック開いてるし…!そして私の顔を見て、泣くでも喜ぶでもなく、照れ笑いのようにニヤリとした。おいおい、元気じゃねーか!

保健室の先生も、お母さん来たよーよかったねーとか言ってくれているが、モニョモニョ口元をすぼめたりしている。救急の先生たちも、色々検査したけど、頭も身体も大丈夫でしょうとのこと。は〜〜〜〜よかった〜〜!!

 

とはいえ、その後、夫が会社を早退して車で迎えに来てくれた時もだるそうに横になって寝てしまい、お昼ごはんに買ってきてくれたサンドイッチも一口かじったのみ。食いしん坊なのに!そして帰宅後、気持ち悪いとまた吐いた。頭もずきずきすると言うので、氷枕で冷やしてやった。ら、ちょっと数回目を覚ましただけで翌朝までぐっすり眠ってた。夜ごはんも食べなかった。よほど疲れたのだろう、ちょっと熱も出した。

 

なので、横で寝ながら、何度もおでこをなで、頬を触って、ちゃんと変わりないか確認した。母は寝不足になった。

 

翌朝起きたら、けろっとスッキリした顔で起きて、朝ごはんもモリモリ食べた。

自分でも手を滑らせちゃってびっくりしたなどと話をする。活発なのが次女の良いところだけど、うーん、活発すぎるのも考えものだなあ…なんて思いながら、ほとほと精神的に疲れてしまったので、その日はダラダラ次女と横になって過ごした。

翌日は長女が大事な大事な大会を控えていたので、色々どうするかとあちこちに連絡したりもして。周りの人たちにはホントに助けてもらいました…あ〜ありがてえ…!!

 

今日はすっかり元気になり、学校も行き、無理しない程度に習い事にも行った。

動きたくて仕方がないのです…困ったもんだ。

 

ムチムチまあるい身体つき(だが太ってはいない)と、日頃から運動してること、めちゃくちゃ柔軟性もあることなどが功を奏したのだと思うけど、数日たってもタンコブもないし、打ったお尻が少し赤くなっている程度なのはびっくりする。

しかし、一応、一か月くらいしてから具合が悪くなったり症状が出ることもあるというので、しばらくは注意して過ごさないといけない。

元気に、後遺症などもなく、学校生活も習い事も今まで通りがんばれるように願うしかないけど、どうかこのまま症状など出ないでくれたらいい。中野サンプラザもあるし!!

 

そんな感じで、めちゃくちゃ肝が冷えたし、10年は寿命が縮まった。

このまま何事もなく、健康で年を越したいよ…